VIVA TECHNOLOGY 2024@パリ 出展レポート

2024/6 インタビュー・イベントレポート

2024年5月末にフランスで開催されたVIVA TECHNOLOGYは、CESと並び、世界有数の規模を誇るイノベーションイベントです。
フランスでは、2013年から国を挙げてスタートアップ支援が進められており、企業家、投資家、公的機関などが一体となってエコシステムを強化しています。当イベントでも、例年フランス大統領が登壇する他、フランス政府の強力な支援のもと、LVMHやGoogleといったフランス内外の大企業や世界中の新進気鋭なスタートアップ、キーパーソンが集結します。また今年は、日本がはじめて特別招待国”Country of the year”に選出され大きな賑わいを見せました。
ユカイ工学は経済産業省(以下経産省)、ジェトロ(以下JETRO)の皆様にサポートいただきながら、VIVA TECHNOLOGY 2024のJAPAN Pavilionに参加してきました。
また現地では、経済産業省の岩田副大臣とスタートアップ各社が議論する昼食会も開催されました。
 

■フランスでも大人気なユカイ工学のロボット


ユカイ工学はJAPAN Pavilionという、日本企業が集まる一角に、BOCCO emo、甘噛みハムハムシリーズ、Qooboシリーズ、今年夏に発売を予定している呼吸するクッションのfufulyを展示しました。
現地では主催者がピックアップした注目企業として会場ツアーに組み込まれ、毎日複数の団体が訪れ、連日多くの方にユカイ工学のロボットを紹介する機会に恵まれました。

特に人気だったのは、今年夏発売予定のfufulyと甘噛みハムハム。甘噛みハムハムは、多くの方の笑顔を引き出し、fufulyは「人をハグしているみたい、メンタルケアに良さそう」などといったコメントをいただきました。

Cybernews様に取り上げていただきました。

 

■今後の海外展開

フランス滞在中に行われた副大臣との昼食会では、ユカイ工学のロボットを体験いただく機会があり、関係者の皆様が自然と笑顔になる様子を見ることができました。昨年参加させていただいたフランス・スタートアップミッションと同じく、各スタートアップからの意見や要望をヒアリングいただき、限られた時間の中で解決策を出していくスタイルでした。副大臣をはじめ、経産省の方々が日本のスタートアップにかける熱い思いを感じる時間となりました。

岩田副大臣とQoobo

ユカイ工学では、社内アイデア創出の取り組み「メイカソン」で生まれた製品コンセプトモデルを中心に、毎年1月にラスベガスで開催されるCESの他、海外でのイベント出展に挑戦しています。現在Qooboや甘噛みハムハムは、アジアに次いでアメリカ、イギリスの順に市場展開を拡大してきましたが、EU圏は規制が多いこともあり本格的にチャレンジできていませんでした。今年のVIVA TECHNOLOGYでは、メディアからの注目だけでなく、多くの具体的な商談につながったことから、EU圏での市場展開や展示会への参加に引き続き挑戦していきたいと考えています。

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