導入の背景 :高齢者増加による医療従事者不足など
導入後の効果1:服薬記録レスなどによる患者満足度の向上
導入後の効果2:薬剤師の服薬状況の自動把握で業務効率化
導入後の効果3:かかりつけ薬局としての利用増加に伴う売上増加
導入の背景
-
・高齢者が増加する一方で、医療従事者が不足している
-
・コロナ禍で病床がひっ迫し、在宅医療へシフトしている
-
・オンライン診断を導入している病院はあるものの、高齢者には敷居が高く浸透していない
導入後の効果
患者満足度の向上
-
・不安の解消
-
・服薬記録レス
-
・服薬の継続による病状の悪化防止
業務効率化
-
・薬剤師の服薬指導、接客のリモート化
-
・薬剤状況を数値化しクラウドで共有
売上増加
-
・疾患に合わせた食事やサプリ等をレコメンドすることで、患者のかかりつけ薬局に
-
・次回の往診時期をリマインドすることで、継続利用を促す
具体的な利用シーン
服薬のリマインドや実績データの取得
-
・患者の自宅にBOCCO emoとカレンダー式の赤外線センサを設置する
-
・服薬の30分前にBOCCO emoがリマインド「次にお薬を飲むのは14時だよ、忘れずにね」
-
・予定時間の1時間が経過してもお薬袋を取り出さない場合は「お薬の時間だよ、飲んだかな」と案内
-
・毎日の服薬状況(飲み忘れや服薬時間のズレなど)は、リモートで薬剤師や医師が管理画面場から時系列で把握できるため、次回の診察や服薬指導時の参考にできる
医療デバイスとの連携し患者をサポート
-
・体重計や血圧計、パルスオキシメーター等と連携し、ヘルスデータを取得
-
・デバイスの情報と連携して、BOCCO emoに発話させることが可能
-
・BOCCO emoを介すことで患者の継続的なモチベーションをサポート
「毎日体重測るの大変だけど、続けられてすごい!お医者さんや薬剤師さんにも伝えておくね。」
BOCCO emoは高さ20cm程度の小型ロボットであるため、部屋に設置しても場所を取らない。また、かわいいフォルムや顔、ぼんぼりのモーション、ほっぺのLEDを光らせながら独自の言語「エモ語」を交えて話しかけてくる姿は、患者に「小さいけれど、かわいくて、頼りになる存在」として、継続利用するモチベーションを与える。
取り扱うデータとその活用方法
-
・服薬実績、ヘルスデータにより、医師や薬剤師の服薬指導を支援
-
・部屋センサデータにより、自宅の「明るさ」「温度」「湿度」を把握
-
・音声データから、認知機能の低下や心理的ストレス度合いを把握
期待の声
BOCCOの良い点は、BOCCOを中心に様々な要素がつながるインターフェースであり、医療・介護の領域が届かない人々にもアプローチ出来ていること。さらに、セコムを利用しているお客様にプラスの付加価値を与えられるポテンシャルを備えていることです。今後、BOCCOを本サービスとして展開し、その価値を多くの人に享受して頂きたいと考えております。
セコム株式会社 河村様
リマインド機能への要望など、迅速に対応してくれて助かっています。
また、どうしても医療者特有の思考に陥りやすいときに、ユカイ工学の営業担当さんが、一般人として素直な視点でアドバイスをくれるので大変参考になっています。
東京医療保健大学 中島様