Digital Frame

NEORT vassel|デジタルアートを実空間に飾るデバイス

デジタルアートを楽しむ環境を作るプロジェクト「NEORT vassel」の活動支援として、デジタルアートを実空間に飾るデバイスのデザイン提案を行いました。
縦置き、横置き、壁掛けなど様々な飾られ方に対応できるシンプルな形状でありながら、床置きにした時には自然に少し角度がつくようにしたり、作品の枠を意識させないようなディスプレイ面の工夫を入れています。

 


NEORT株式会社 × ユカイ工学 開発事例紹介

[お話を伺った方] NEORT株式会社 CEO・NIINOMI 様 インタビュー
 

NFTアートを日常に溶け込ませるプロダクトデザインを支援

ー どのような事業に取り組まれていますか?

デジタルテクノロジーを駆使したアート作品をより手軽に身近に楽しめる環境を作りたいと思い、2019年にデジタルアートのオンラインプラットフォーム「NEORT」をリリースし、現在まで運営しています。しかしアートの鑑賞体験という点では、オンラインだけでは不十分で、現実空間にデジタル作品を飾って鑑賞できる機会を作りたいという想いがありました。

 

ー リアルプロダクトにしたいと考えたきっかけは?

実はアイディア自体は2014年くらいからありました。ただリアルなものづくりには色々制約があり、なかなか踏み切れずにいました。2021年にNFTが話題になって、イーサリアムを介して組織や個人が自由にその作品をやりとりできるようになり、広がりがありそうだとチャンスを感じて、このタイミングで製品化に動き出すことにしました。

 

ー 開発はどのように進めましたか?

プロダクトのコンセプトは、デジタルアートを実空間で鑑賞できるフレームデバイスです。まずはRaspberry Piを使った簡単なプロトタイプを自作して、それを周囲に配って試してもらいました。

プロトタイプで、いい反応をもらうことが出来たので確信を得て製品化したい!と感じるようになったのですが、そこで詰まってしまったんです。これを量産して流通させるためにどうすればいいのか全くわからなくて。最初は中国の工場を仲介してもらって製品化してもらおうと思ったのですが、中国側とうまくコミュニケーションが取れず、不安に感じていた時にユカイ工学にお願いすることが出来ました。

 

ー ユカイ工学に開発を依頼した理由は?

以前にイベント登壇で代表の青木さんを知ったのですが、ユカイ工学で作ってるプロダクトがユニークで、ものづくりに対する情熱が感じられていい会社だなと感じていたので、今回少し相談させてもらいました。そしたら、製品化を踏まえたその先の動きなんかも少しずつ見えてきてたんです。そうして量産まで相談をしていくうちに、まずは製品化に向けて資金を集めるために、実際に使っている姿が想像できるプロダクトデザインを作ってもらうことになりました。

 

ー デザインはどのように依頼されましたか?

課題として、現状NFTで購入したアート作品を買っても、スマホやPCで見る以外で楽しむことができていないので、それを改善するハードウェアを作りたいとお伝えしていました。シンプルなデジタルフレームみたいなイメージですね。僕の中ではあんまりフレームデザインのパターンってそんなにないと思っていたんですよ。

でもユカイ工学のデザイナーから提案されたものが、机に置いた時のたたずまいや、一般的なディスプレイとは違った角の丸まり方など、想像以上のものが出てきて、とても満足しています。

 

ー プロジェクトを進める上で苦労した点は?

製品化までの道のりが本当にわからなかったので、そこから最初手探りで相談させてもらった面はあります。NEORTというプラットフォームをNFTを絡めて、これから一緒に大きく育てていきませんか?という仲間作りをする大きなスコープのプロジェクトを打ち出したいと考えていました。

NEORTが描くデジタルアートの未来に必要な要素の一つとして、このハードウェアがあるイメージで資金集めをしようと思っていたのですが、今回の振り返りとしては、ハードウェアの訴求が中途半端になってしまったなと反省しています。

 

ー 今後の課題、挑戦したいことは?

プロダクトデザインが出来たことで、より需要が明確になってきました。すでに海外ではNFTを活用したハードウェアが出始めてきているので、今後もスピード感をもって量産、流通まで持っていきたいと考えています。

 

もどる

メールマガジン

これまでの開発・活用事例紹介や最新情報をお届けします。

メールを受け取る

IoTシステム開発や
ロボット活用・開発のお困りごとは
ユカイ工学にお任せください

お問い合わせ