
「ロボティクスで、世界をユカイに。」をビジョンに掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)が販売する「猫舌ふーふー」が、この度、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「猫舌ふーふー」は、熱い食べ物や飲み物を冷ますことに特化した小さなロボットです。カップや食器にそっと寄り添うようにセットすることで、小型ファンがやさしい風を送り、食べ物や飲み物を“ふーふー”と冷まします。

小型のファンを用いて熱い食べ物を冷ます機能をプロダクト化した製品である。食べ物を冷ます機能を猫という具象的なモチーフに落とし込むことで、猫が皿の縁につかまって食べ物を冷ましているような微笑ましい光景が生まれている。幼いこどもの食事では大人のサポートが必要なことが多く、大人もついイライラしがちである。この製品は熱い食べ物を冷ますという機能だけでなく、大人もこどもも楽しく食事をする状況までもデザインしている製品であるといえる。
グッドデザイン賞公式サイト:https://www.g-mark.org/
子育て中の家族にとって、まだ熱いものが食べられない子どものために熱を冷ましてあげる行為は日常的に求められます。また、小さな子どもだけでなく、食事の際に猫舌で苦労しているという方は大人でも非常に多くいらっしゃいます。
数多くの人が、熱いご飯を食べるときに「ふーふー」するあの行為を、世の中からなくすことはできないか?開発者のそんな願いから「猫舌ふーふー」は生まれました。

しっぽのボタンを長押しすることで「ふーふー」が始まり、5分間経つと自動的に停止します。
マグカップ、スープカップや深めのお皿、お椀など、厚さ2~6mmの食器のフチにひっかけることができるほか、平皿に盛りつけられたお食事にも、座った姿勢で風を送れます。

本体はUSB Type-Cによる充電式となっており、電池交換は不要。1回の充電で約60分の使用が可能です。内部モジュールである「ふーイングシステム」は取り外しが可能で、使用後はシリコンの外装だけを水洗いすることもできます。

丸みをおびたフォルム、猫を思わせる耳、そして猫と人の中間の形状を目指した独特な口元といった特徴にこだわりながら、カップにしがみついて一生懸命ふーふーする姿を思わず応援したくなるようなデザインに仕上げました。


本体カラー:ミルク/さくら/チョコ
充電池:充電式リチウムポリマー電池
充電端子:定格 5V-1A, USB Type-C(充電用ケーブル同梱)
充電時間:約2時間
使用可能時間:約60分
サイズ:W47mm × D65mm × H80mm
重さ:約110g
動作環境:温度 10℃ ~ 35℃/湿度 20% ~ 80%
素材:外装部:シリコン系/内装部:ABS
※ACアダプターは付属していません。USB Type-Aに対応したACアダプターをご使用ください。
※製品仕様は改良のため、予告なく変更する場合があります。
猫舌ふーふー:https://nekojitafufu.ux-xu.com/
猫舌ふーふープレスキット:https://drive.google.com/drive/folders/1pILSAg9QPSoZ43JCKr5mA9DpB1AM3RX0
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。1957年から60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。
グッドデザイン賞公式サイト:https://www.g-mark.org/