【イベント】武蔵野美術大学ⅹユカイ工学「Creative Robotics展」開催

2024/2/6 ニュース

武蔵野美術大学✖️ユカイ工学「Creative Robotics展」開催。
『弱いロボット』著者、岡田美智男氏と青木俊介のトークショー2/17に実施
展示会期:2月17日(土)〜20日(火)/会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、2021年より青木が教授として受け持つ武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市、学長:樺山祐和)のロボティクス演習を受講する学生による課題作品およびユカイ工学の製品を一堂に展示する「Creative Robotics展」を、2月17日(土)から20日(火)に武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2Fにて開催します。

2月17日(土)は、豊橋技術科学大学の教授であり、著書『弱いロボット』などを手がける岡田美智男氏をお招きし、CEO青木俊介、CDO巽孝介と共に「ブリコラージュとプロトタイピング」をテーマにトークショーを開催します。
トークショー参加申し込み:http://ptix.at/Aop2YU

また、2月18日(日)は、作ってすぐに動かせるブロックキット「ウゴクブロック」を使った体験ワークショップを開催します。
ワークショップ申し込み:https://forms.gle/trF3hHpXGJdx5Jtq7

武蔵野美術大学✖️ユカイ工学「Creative Robotics展」について
本展示では、ユカイ工学の製品や未発売のプロトタイプの他、「自分の欲しいパートナーロボット」をテーマに製作した武蔵野美術大学での課題成果物を展示します。

ユカイ工学では、ロボットとは「ココロを動かす機械」である、と定義しており、見た目や触り心地、動きの生きものらしさといった「表現としてのロボティクス」に注目した製品づくりを一貫して行ってきました。
「表現としてのロボティクス」では、既存の機械工学とはアプローチが違い、プロトタイピングを繰り返す中で、そばにあるだけで心癒されたり、見ているだけで気持ちが和んだりするような、人の感性や情緒に触れる表現をいかに作り出すかが重要となってきます。それはまさに美大生のクリエイティブな感性が活かされうる領域です。

近年、この「表現としてのロボティクス」の領域は国際的にも注目され、「Creative Robotics」と呼ばれはじめています。今回の展示では、この「Creative Robotics」というタイトルのもと、これまでのユカイ工学でのプロトタイピングの取り組みや、武蔵野美術大学の授業のなかでの学生との取り組みを一堂に展示するものです。

kurikit「ココロキット+」

ロボットを作るにあたり、ツールとして使用したのは教育事業kutikitから発売中の、動きのある作品を簡単に作ることができ、プログラミング体験ができる「ココロキット+」(https://kurikit.ux-xu.com/cocorokit-plus/)です。加えて、モーターやセンサ、スライドするキットなどを用いて動きのバリエーションを増やすことで、より豊かな表現ができるようになっています。

また、必要な機構要素などのデータを作成・提供し、学生自身で3Dプリンタで出力して、作品の完成度を高めていきました。プログラミングやロボット製作の経験がない学生でもkurikitのロボットキットを活用することで、造形はもちろんのこと、機構の動きにおいてもユニークなアイデアや自分が演出したい表現を体現したロボットを生み出すことができます。

クリエイティブを発揮したパートナーロボットたちの展示をぜひご覧ください。

講義の様子はこちら
https://note.com/ux_xu/n/n59ae30091f53


 

授業で完成した作品例

「Creative Robotics展」概要
展示期間:2024年2月17日(土)〜2月20日(火)10:00~20:00
内容:武蔵野美術大学の授業で作成した作品の展示および、ユカイ工学プロダクト、メイカソンの展示
会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F(〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1-4)
WEB:https://www.muji.com/jp/ja/shop/detail/045789

トークショー「ブリコラージュとプロトタイピング」

豊橋技術科学大学の教授、岡田美智男氏をお招きして、「ブリコラージュとプロトタイピング」をテーマにトークショーを開催します。試行錯誤を繰り返しながら、心を動かすモノづくりを行うプロセスの大切さや、人とロボットの関係性などについてのトークセッションです。

開催日時:2024年2月17日(土)14:00〜15:30
開催場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F
参加:入場無料
定員人数:30名
トークショー参加申し込みはこちら:http://ptix.at/Aop2YU
(当日参加も可能です)

登壇者紹介:


豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授
岡田 美智男
NTT基礎研究所情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などを経て、2006年より現職。他者との関係性を志向する〈弱いロボット〉の研究など、ヒューマン・ロボットインタラクション、ソーシャルロボティクス、コミュニケーションの認知科学に興味を持つ。
主な著書に、『ロボット 共生に向けたインタラクション』(東京大学出版会)、『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(講談社現代新書)、『弱いロボット』(医学書院)、『ロボットの悲しみ コミュニケーションをめぐる人とロボットの生態学』(新曜社)などがある。


ユカイ工学 CEO
青木 俊介
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立(現代表取締役)。’15年よりグッドデザイン賞審査委員。’21年より武蔵野美術大学教授を務める。
共感するファミリーロボット「BOCCO emo」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、エデュケーションシリーズkurikit「ユカイな生きものロボットキット」、やみつきたい体感ロボット「甘噛みハムハム」などを発表。

 


ユカイ工学 CDO
巽 孝介
大学卒業後、豊橋技術科学大学岡田研究室にてロボットのデザインを手がける。その後、デザインオフィスnendoを経て、2014年よりユカイ工学に参画。BOCCO、BOCCO emoのチーフデザイナー。その他受託開発も含めてロボットやIoT製品のデザイン、ディレクションを数多く行う。

ワークショップ「ウゴクブロックを触ってみよう」

作ってすぐに動かせるブロックキット「ウゴクブロック」を使った体験ワークショップを開催します。試行錯誤しながら、面白い動きをする自分だけのデザインのオリジナルロボットを製作して、ものづくりの楽しさに触れます。

「ウゴクブロック」(https://kurikit.ux-xu.com/ugoku-block/)は、やさしく手になじみ、組み立てやすく外しやすい形状となるようこだわり抜かれた株式会社カワダが販売する「ダイヤブロック(R)」と、小学生ロボコンなどの子ども向けロボット事業に携わるユカイ工学の「kurikit」の知見を合わせた、自由に組み合わせて動かすことができるブロックキットです。

開催日時:2024年2月18日(日)
【午前の部】11:00〜12:00、【午後の部A】13:00〜14:00、【午後の部B】15:00〜16:00
開催場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F
料金:無料
対象年齢:6歳〜(大人の方もご参加いただけます)
ご予約受付〆切:2024年2月17日(土)23:59まで(当日参加も可能です)
ワークショップの申し込みはこちら:https://forms.gle/trF3hHpXGJdx5Jtq7

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