呼吸するクッション「fufuly」(フフリー)、 10月17日(火)よりクラウドファンディング実施決定! テクノロジーを掛け合わせた、あたらしい休憩の提案

2023/9/21 ニュース

JT、博報堂、ユカイ工学の共同プロジェクトにて開発。
Kickstarterでクラファンが始まります

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、新たな休憩体験を提案する、呼吸するクッション「fufuly」(フフリー)のクラウドファンディングをKickstarterにて2023年10月17日(火)より開始します。また、10月17日(火)〜20日(金)に幕張メッセで開催されるCEATEC2023にて展示いたします。

「fufuly」は、JT、博報堂、ユカイ工学3社の研究、知見、技術を掛け合わせた共同プロジェクトから生まれました。CES 2023でコンセプトモデルを発表し、「CES2023イノベーションアワード」を受賞。国内外で話題となり、この度、待望のクラウドファンディングの実施を決定いたしました。

「fufuly」がお届けしたいのは、多忙な日常を過ごす人が、抱えるだけで少しでもほっとできるようなあたらしい休息です。たくさんの方にプロダクトをお届けできるよう、プロジェクトの応援をお待ちしております。


クラウドファンディング概要

期間:2023年10月17日(火)〜
URL:https://www.kickstarter.com/projects/yukaienginnering/fufuly-robotic-cushion-with-a-deep-breathing-technology


呼吸するクッション「fufuly」とは

呼吸するクッション「fufuly」は、抱きかかえて使うロボットクッションです。

「東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 人間環境情報学分野(割澤・福井・米谷・伴研究室)」が行っている呼吸や休憩に関する研究を参考に、生物が持つ「呼吸の引き込み現象(*1)」に注目し、まるで呼吸をするように膨らんだり縮んだりするテクノロジーを活用、JT、博報堂、ユカイ工学が開発、商品化を目指すプロジェクトから生まれました。

多忙な現代人は日常的に心身のストレスを抱えています。現代社会を生きる人々にもっと休息や休憩を意識し、促したいとの考えから、ゆったりとした気分に寄り添い、自然と深呼吸をしたくなるようなプロダクトができないかと考えました。

参考にした研究(*2)では、実験装置の動きに合わせて、呼吸のリズムと深さが誘導されることが確認されています。

(*1)動物が呼吸するとき、触れ合っている仲間の呼吸につられるという現象。

(*2)Ban, Yuki & Karasawa, Hiroyuki & Fukui, Rui & Warisawa, S.. (2018). Relaxushion: controlling the rhythm of breathing for relaxation by overwriting somatic sensation. 1-2. 10.1145/3275476.3275492.


呼吸するクッション「fufuly

呼吸するように、
ふくらんだり縮んだりするふしぎなクッション。

そのひみつは、
ふれあっている仲間の呼吸につられる

生き物の性質をもとにした、
Deep Breathing Technologyという技術。

抱えて、ひと休み。
呼吸をふかく、
気持ちも、ゆっくりおだやかに。

ふぅっと。
ひといきしましょう。

fufuly公式サイト:https://fufuly.jp/

使い方
使い方はとっても簡単。スイッチを入れて、抱きかかえるだけ。

テクノロジー
「呼吸の引き込み現象」から生まれた、Deep Breathing Technology。まるで生き物が呼吸するように膨らんだり縮んだりします。

【参考研究】
膨張収縮するデバイスを抱えることで、自然と呼吸のリズムと深さの両方が同調され、心を落ち着かせたり、タスクパフォーマンスを上げたりすることが可能になります*。

*Yuki Ban, Hiroyuki Karasawa, Rui Fukui, Shin’ichi Warisawa:Development of a Cushion-Shaped Device to Induce Respiratory Rhythm and Depth for Enhanced Relaxation and Improved Cognition.Frontiers Comput. Sci. 4: 770701 (2022)

デザイン
息をモチーフにした形と澄んだ空気をイメージした白色で癒やしを与えるデザインです。
 くびれのある有機的な形で、気分に合わせて様々な抱え方が楽しめます。生き物を抱えている様な感覚にさせる重さや、優しい手触りを追求しました。

専門家の声
「東京大学大学院 新領域創成科学研究科
人間環境学専攻 人間環境情報学分野
(割澤・福井・米谷・伴研究室)」
伴 祐樹 特任講師

緊張をほぐしたり、心を落ち着かせるためには深くゆったりとした呼吸をすることが重要ですが、気がつかないうちに呼吸が浅くなっている人が少なくありません。一般的には、クッションなどのやわらかいモノを抱きしめることで心が和むと言われており*、呼吸と合わせて穏やかな時間が過ごせるのではないかと思います。

* Sumioka, H., Nakae, A., Kanai, R., Ishiguro, H. Huggable communication medium decreases cortisol levels. Sci Rep 3, 3034 (2013).


展示会概要
イベント名称:CEATEC 2023(シーテック 2023)
公式サイト:https://www.ceatec.com/ja/
会期:幕張メッセ会場: 2023年10月17日(火)~20日(金) 午前10時~午後5時
会場:幕張メッセ (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
ユカイ工学ブース:展示ホール 8   アドバンスドテクノロジーエリア
         小間番号:A007
※入場にはオンラインでの登録が必要です。
オンライン登録ページ:https://reg.jesa.or.jp/?act=Form&event_id=23

 


 

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