倉庫やビニールハウス、住居型介護施設などの空間温湿度の把握を一挙にできるSDK
「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、Mesh型ネットワーク機能を搭載した開発キット「konashi 5」を2023年7月25日より発売いたします。
Bluetooth 5に対応したマクニカ社製モジュール「Koshian™ 5」を搭載。低消費電力や長距離通信に加え、Mesh機能により幅広い使い方にも対応可能です。
施設内の定期的な温湿度をスマホで手軽に管理
網目を張るようにハブポイントを配置するMesh型ネットワークを活用することで通信領域を拡張でき、広範囲に渡る通信が可能となります。
従来のBluetoothではハブが離れすぎて通信が届かなかったり、ネットワーク内の一部に障害が発生した場合に通信が途切れてしまうトラブルを回避することができることで、倉庫やビニールハウスなどの広い空間や施設内の各個室の温湿度のデータを一挙に収集ことが可能となります。また、収集したデータは「konashi 5」のMesh機能を手軽に試せるスマホアプリ「konashi mesh app」で確認することができます。
konashi mesh app https://apps.apple.com/jp/app/konashi-mesh-app/id6449479101
システム開発の初期費用の低減や導入期間の短縮が可能なため、プロトタイプの制作にも適しています。Bluetooth Meshを活用した実証実験を気軽に試したい企業やエンジニアのニーズにも応えます。また、サービスに合わせてカスタマイズ開発も可能です。企業の課題解決に向け、最適なテクノロジーを組み合わせ、IoTソリューションを提供します。
詳しい使い方はリファレンスサイトをご参照ください
https://konashi5.ux-xu.com/index.html
温度、湿度の詳細データの収集を手軽に実現できることにより、人の快適性、作業効率性の担保が可能です。
・1台のスマホですべてのデータを閲覧
・温度、湿度を単位で計測
・人感センサで人の動きも検知
・照度やCo2濃度などセンサの追加も可能(開発オプション)
→倉庫内の品質管理や、空調のムラを可視化し省エネ検討へデータ活用
・1台のスマホですべてのデータを閲覧
・温度、湿度を生育場所単位で計測
・照度やCo2濃度などセンサの追加も可能(開発オプション)
→異常がある場所を明確化し、品質の安定に貢献
・1台のスマホですべてのデータを閲覧
・入室せずに温度、湿度を居室ごとに計測できる
・照度やCo2濃度などセンサの追加も可能(開発オプション)
→適正で快適な温湿度であるかを明確化し、健康管理の一助に貢献。介助スタッフの人手不足の解消や予測の介護ができる
手軽にIoTデータ収集ができる、Bluetooth 5搭載の開発キット
「konashi 5」はPC、スマートフォン、Raspberry Piなどから、デバイス制御やセンサデータ収集を行うための開発キットです。
Bluetooth 5を搭載し、1:1の通信機能に加え、Mesh機能により多数のMesh対応デバイス間で相互にデータ送受信ができるようになりました。
データ収集のために温湿度、気圧、人感、加速度、ジャイロセンサを標準搭載しています。SDKはPython、iOS、ビジュアルプログラミングをサポート。誰でも手軽にものづくりやIoTのデータ収集の開発を始めることができます。
製品情報
商品名:konashi 5
価格:6,600円/税込
通信規格:Bluetooth 5
搭載センサ:温度、湿度、人感、加速度、ジャイロ
電源、外部接続コネクタ:Micro-USB、電池ボックス用端子台
開発環境:Python、iOS、ビジュアルプログラミング
サイズ:W40 × H56 × D10mm(電池ボックス含まず)
梱包物:konashi 5 本体
取り付け済み部品:電池ボックス
発送重量:54 g
※製品仕様は改良のため、予告無く変更する場合があります。
ユカイ工学オンラインストア「konashi 5」販売ページ
https://store.ux-xu.com/products/konashi-5
▼ユカイ工学の開発・事業支援について
https://www.ux-xu.com/business