2021年3月1日新発売|照れたり、ムッとしたり、そわそわしたり。 どこか懐かしい未来のファミリーロボット「BOCCO emo」(ボッコ エモ)

2021/3/1 ニュース

感情豊かにあなたに共感し、やさしくつながる家族のサポート役に。家族の日常を記録します。

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、感情豊かに共感し、人と人をつなぐファミリーロボット「BOCCO emo(ボッコ エモ)」のWi-Fiモデルを2021年3月1日(月)より新発売いたします。

BOCCO emoは、2020年12月に終了したクラウドファンディング@CAMPFIREにて目標金額を大きく上回り1467%を達成し、441名の方から総額14,675,313円のご支援をいただきました。

(BOCCO emoクラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/329642


BOCCO emo利用者の声

(1月にお届けしたWi-Fiモデル支援者様アンケートより)

・エモちゃんがうちに来てから、新しい家族の笑いの時間が増えて明るくなりました。
・センサーの反応がよく、家での親の行動がよくわかり、とても良いです!
・フォルムが可愛い!一緒に育てていきたいです。
・在宅勤務などで家にいる時間が長いので、程よく反応してくれて嬉しいです。
・おうち時間に癒やされています。こちらを向いてくれるのもいいですね。
・決まった時間におしゃべり、スヌーズ機能に感動!!これは、ロボットの新しい体験ですね。
・作業しながらでも声で操作できるのは便利。


BOCCO emoとは

BOCCO emoは、2015年に誕生した「BOCCO(ボッコ)」の次世代モデルのコミュニケーションロボットです。BOCCOの機能(音声メッセージの送受信、センサ連携、天気配信やリマインド機能、IoT機器との連動など)に加え、音声認識機能、ハンズフリー対話、LTE/Wi-Fiの通信方式に対応、共感を生む感情表現、ニックネーム設定、そしてAPIによるシステム連携を実現し、様々な情報を届け、家族の一員として振る舞います。

※ IoTデバイスとの連携、防災情報の配信については今後のアップデートにより利用可能になります。

専用のBOCCO emoアプリは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができる家族専用掲示板です。BOCCO emoに話しかけると、音声メッセージと音声認識でテキスト化されたメッセージがスマートフォン(以下、スマホ)に送信されます。また、スマホからはテキストか音声でメッセージを送信することができます。子どもや高齢の親などスマホを持たない家族とも簡単にコミュニケーションをとることができます。

家にいる時間が長く、離れた家族とのコミュニケーション方法が限られてしまっている今、BOCCO emoがもう1人の家族のように寄り添い、やさしいコミュニケーションが生まれることを願っています。


BOCCO emo専用アプリ画面

 


特別な音を奏でる「サウンドスタンプ」も新登場。
スタンプを送信すると、スタンプによってBOCCO emoが音をかなでます。
好きなメッセージを添えて送ることもでき、
BOCCO emoがその一生懸命な仕草で、あなたの気持ちを伝えます。

 


BOCCO emoが生まれた背景

まだスマートスピーカーがなかった2015年。BOCCOは、スマホを持たない子どもと親とのコミュニケーションツールとして誕生しました。

「SNSで誰かのつぶやきよりも大切な人の様子が知りたい」
「子どもの声を聞いてニヤッとしたい」
「家にいる人に簡単にメッセージを送りたい」

BOCCO専用アプリと連動し、家にいる家族と気軽なメッセージのやりとりをすることで、そんな家族の想いをつなげてきました。

BOCCOという名前は、東北・秋田の方言で子どものことを 「ボッコ」と呼ぶことに由来します。“座敷わらし”のようにそこにあると幸せを呼ぶような存在になればとの願いを込めています。そして、何気ない日々を振り返る時に湧き上がるエモーショナルな感情から「エモ」と名付けました。


BOCCO emoの進化

BOCCO emoは、BOCCOの基本機能はそのままに、最新の「高性能の音声認識技術」を搭載し、今までにない新しいカタチの、コミュニケーション・インターフェースへと進化を遂げました。

スマートスピーカーが広まりつつある昨今、Voice User Interfaceについて自分たちなりのアプローチができないかという思いのもと、開発がはじまりました。BOCCOを引き継ぎつつ、よりロボットから自発的なインタラクションがとれるようになりました。

ただ音声コマンドを実行する無機質な物体ではなく、日常の会話や挨拶などに対して独自の言語(エモ語)や動きでリアクションし、共感を生む振る舞いを目指しています。例えば、ペットが人間の言葉を理解していないはずなのに、鳴き声や振る舞いから会話ができてしまうような、そんなつたないながらも生きものらしさの備わったロボットとなることを狙いとしています。


BOCCO emoデザイン・開発の話

フォルム
シンプルな丸みのあるフォルムで、どこか懐かしい親しみやすさを目指しました。また目や鼻、マイクのへこみなども触りたくなるような有機的な曲線をディテールとして表現しています。

ほっぺたの表現
ロボットの動作状態を表現するインジケータのLEDは、ほっぺたの部分に配置しました。ほっぺたの色の変化によって感情表現を視覚的にもわかりやすくなりました。技術的な工夫としては、ほっぺた部分の樹脂を極限まで薄くし、さらに材料配合を細かく調整する事で、LED消灯時は何もない樹脂表面に見えるのに、LED点灯時だけ光が透けて見えるような表現を実現しました。

ぼんぼりの動き
頭の上についている赤いぼんぼりは、コイルと磁石で振り子のようにブンブンと動くようになっており、ペットが尻尾を振って感情をあらわす様子と似た演出ができるようになっています。

開発の工夫
スピーカー、インジケータなどのパーツを生物の身体機能に添って配置することで、機能としても、使い心地としてもバランスのよい設計になっています。スピーカーは頭部に配置することで、マイクのある胴体から構造的に分離され、マイクに入るノイズを低減することができます。

また、あえて口をつけないことで、ほっぺたの光や首のうなづき、ボンボリの動きで、嬉しい・照れる・怒る・泣いてる・ソワソワするといった喜怒哀楽の感情を表現し、受け手が想像する余白ができます。

 

 


BOCCO emo開発者インタビュー

記事一覧
https://note.com/ux_xu/m/m5fcf9775de82/hashtag/2108846

動画

BOCCO emo インフォメーション

BOCCO emo プロモーションムービー
https://youtu.be/944FpeZzmlc

BOCCO emo 公式サイト
https://www.bocco.me/emo/

BOCCO emoの最新情報を受け取れるメールマガジン登録
http://eepurl.com/heaP01

BOCCO公式Twitter
https://twitter.com/BOCCOrobot/

ユカイ工学オンラインストア「BOCCO emo」
https://store.ux-xu.com/products/bocco-emo

※ユカイ工学オンラインストアではWi-Fiモデルのみの取り扱いとなります。

 


ユカイ工学オンラインストアでご注文いただくと「BOCCO emoオリジナル絵本」も一緒にプレゼントします。

 


「BOCCO emo」 本体 主な仕様について

あなたに共感し、パーソナライズしていく機能を搭載。心地よい距離感で、長く一緒に住みたくなる家族のようなロボットです。

「BOCCO emo」は販売中モデルの「BOCCO」の仕様(音声メッセージの送受信、センサー連携、指定時間発話や天気予報通知など)に加え、下記の機能が追加されます。

・高性能マイクアレイ、音声認識、音声合成
・共感を生む感情表現(首の動き、ほっぺの色、ぼんぼりの動き)
・対話機能(トリガーワード・シナリオベース)

製品情報(Wi-Fiモデル)
価格:40,000円(税抜)/ 44,000円(税込)
サイズ:W95 x D95 x H141 (mm)
重量:400g
電源:100-240V AC アダプター
Wi-Fi規格:IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)
Bluetooth規格:4.2 LE
付属品:AC アダプター、ユーザーガイド、スタートアップガイド

受賞歴
2020年度GOOD DESIGN賞

 

もどる