9月3日(木)ロフトワークと共催イベント。心を広げるユーザー体験の創出 〜AI・ロボットで考える7つのテーマ〜

2020/8/18 ニュース

9月3日(木)に、株式会社ロフトワークと共催で「AI・ロボットを切り口に、心を広げる(ウェルビーイング)ユーザー体験の創出」を考えるイベントを開催します。

イベントページ
https://loftwork.com/jp/event/20200903_robotwellbeing

失われた機能の補完でなく、いまこそ新しい体験の創出を考えよう

ニューノーマルが始まり、私たちはあらゆる生活様式や働き方に変化を強いられています。移動や接触の制限により、実空間でのコミュニケーションやインタラクティブの新しい形が模索されています。その新しい形の実現の手段として、非接触技術やAI、ロボットへ注目が集まっています。一方、多くの議論は生まれた制約に対しロボットがどう代替できるか。ということが多いようです。

失われた機能をどう補完するか?ではなく、新しい体験や価値を創出するにはどうすればよいか?そんな議論を深めていきたいと思います。


AI・ロボットを切り口にした7つのお題を用意。 ニューノーマル時代に必要な、心が広がるユーザー体験を考える。

新しい体験や価値の発芽をユーザーの心の動きにフォーカスし、下記の7つのテーマをキーワードにパネルセッション方式で議論します。

● スーパーマンではないロボット
● ノンバーバル・コミュニケーション
● 人間味~スマートスピーカーへの愛着
● ロボットが必要な理由
● コロナ時代の新しい接客
● ニューノーマルの家庭とお家時間
● 変化を求められるオフィス空間

特別ゲストパネリストは『弱いロボット』著作で知られる、社会的ロボティクスなど呼ばれる次世代ロボット研究者の岡田美智男先生。AIやロボットが、これからの時代に求められるウェルビーイングなユーザー体験にどんな役割で関わるのか。どんな体験を創出できるか考えていきます。

開催概要

開催日:2020年9月3日(木)
時間:14:00~16:00
配信:Zoom / YoutubeLIVE
参加費:無料
主催:株式会社ロフトワーク/ユカイ工学株式会社

スピーカー

豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授
岡田 美智男

NTT基礎研究所 情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などを経て、2006年より豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授。
専門分野は、コミュニケーションの認知科学、社会的ロボティクス、ヒューマン-ロボットインタラクション。特に、自らはゴミを拾えないものの、子どもたちの手助けを上手に引き出しながら、ゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、モジモジしながらティッシュをくばろうとする〈アイ・ボーンズ〉、昔ばなしを語り聞かせるも、ときどき大切な言葉をもの忘れしてしまう〈トーキング・ボーンズ〉など、関係論的な行為方略を備える〈弱いロボット〉を研究。これまで学生たちと30タイプを越えるオリジナルなロボットを構築してきた( https://www.icd.cs.tut.ac.jp/ )。
主な著書・編著に、『〈弱いロボット〉の思考』(講談社現代新書、2017)、『ロボットの悲しみ』(新曜社、2014)、『弱いロボット』(医学書院、2012)、『身体性とコンピュータ』(共立出版、2001)、『口ごもるコンピュータ』(共立出版、1995)など。


ユカイ工学株式会社 CEO

青木 俊介

東京大学在学中に、チームラボを設立、CTOに就任。

その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。
「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。
2014年、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。2017年、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を発表。
2015 年よりグッドデザイン賞審査委員。


ユカイ工学株式会社 CDO

巽 孝介

豊橋技科大岡田研究室在籍中数多くのロボットのデザインを手がける。
その後、デザインオフィスnendoを経て、2014年よりユカイ工学に参画。
BOCCO、BOCCO emoのチーフデザイナー。
その他受託開発も含めてロボットやIoT製品のデザイン、ディレクションを数多く行う。


株式会社ロフトワーク プロデューサー

浅見 和彦

音楽、家電、インテリア業界を経て2014年にプロデューサーとして入社。クライアントの顕在的課題だけに囚われず、潜在的課題を引き出すこと。ユーザーインサイトに基づいたビジネスデザインを描き、中長期的戦略に落としたプロジェクト支援を心がけている。代表事例は、グローバルにVR/ARコミュニティ創出やムーブメントづくりに挑戦している「NEWVIEW」Projectや、デザインリサーチからサービスデザインを行った中小企業向け少額融資サービス「ALTOA」など。その他にも、大規模Webサイトのリニューアルや、製品ブランディング、街づくりなど幅広いプロデュース経験を持つ。最近のブームは寄席通い。


株式会社ロフトワーク マーケティング

岩沢エリ

2015年にロフトワーク入社。マーケティングのコミュニケーション担当として、イベントの企画・設計を通じたロフトワークとクライアントとの最初の接点づくりを担う。
これまで培ってきた、インタビューを主体としたマーケティングリサーチの経験と、新規事業担当としてシェアオフィスや就業支援学校の立上げ・運営など、様々な場づくりを経験してきたことから、プロジェクトのマーケティング戦略設計支援も行う。人の関係が変わる場づくりと普通の中に眠る個性を引き出すことに関心をもちながら活動中。


プログラム

14:00-14:05
 Introduction「ロボットとつくる、心豊かな体験とは」
 株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

14:05-14:20
 Session1 「ロフトワーク事例紹介(補完ではなく、新しいユーザー体験を創出する)」
 株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦

14:20-14:35
 Session2 「ユカイ工学事例紹介」
 ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介

14:35-15:25
 パネル・ディスカッション
「心を広げる(ウェルビーイング)ユーザー体験の創出 〜AI・ロボットで考える7つのテーマ〜」

 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田 美智男
 ユカイ工学株式会社 CEO 青木 俊介
 ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介
 株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦
 株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

15:25-15:40
 QAセッション
 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田 美智男
 ユカイ工学株式会社 CEO 青木 俊介
 ユカイ工学株式会社 CDO 巽 孝介
 株式会社ロフトワーク プロデューサー 浅見 和彦
 株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

15:40-15:45
 クロージングセッション
 株式会社ロフトワーク マーケティング 岩沢 エリ

 

株式会社ロフトワークについて
オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材メーカーとクリエイターの共創を支援しイノベーションを生み出すグローバルプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。

https://loftwork.com/jp/

 

 

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