「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、ネットとリアルを繋ぐプロダクトなどを企画・開発・販売するユカイ工学株式会社(代表:青木俊介、本社:東京都新宿区)の、コミュニケーションロボット「BOCCO」と連動するセンサから、2つの新機能をリリースしました。
BOCCOは、スマートフォン(以下、スマホ)を持たない留守番中のお子さまや離れて暮らす高齢の家族と、インターネット経由で、外出先からスマホアプリを介して気軽に音声メッセージのやりとりができる、見守りロボットです。また、扉の開閉時の振動や部屋の温湿度、照度、鍵の開け閉め、人や動物を感知するセンサと連携すると、感知した情報をBOCCOが発話し、スマホへ通知することができます。(その他の機能は下部の「BOCCOとは」を参照)
新機能「センサでみまもり」は、ある一定の時間にセンサへの反応がない場合や、鍵センサと人感センサを組み合わせて、在宅の家族の様子を感知し、外出先にいる家族のスマホにお知らせすることができるようになりました。
※本機能はiOS版BOCCOアプリ2.8.0からお使いいただけます(Android版も10月中にリリース予定です)。
<新機能1>
「センサ一覧画面」追加
連携しているセンサの一覧をBOCCOアプリ内に表示し、ここから各センサの設定を行える「センサ一覧画面」を新たに追加しました。また、この画面から、もう一つの新機能「センサでみまもり」を設定できます。
<新機能2>
BOCCOが3つのレシピで家族を「センサでみまもり」ます。
レシピ1:「家族のみまもり」
例えば、リビングのように頻繁に立ち入る場所に人感センサをセットします。
そして設定画面のように、6時間リビングに誰も立ち入らなければ、BOCCOが「おじいちゃん、げんき?」と設定したセリフを発話し、さらに家族のスマホに通知してくれます。
また、夜間に誤検知してしまわないよう、この例のように時間の有効範囲を 9:00 – 21:00 と設定することができます。
レシピ2:「不在時の鍵のみまもり」
鍵が開いた状態で、人感センサに一定時間反応がなかったらお知らせ
例えば、1時間リビングに立ち入らないまま玄関の鍵が開いていると、BOCCOが「鍵を閉め忘れてるかも?」と発話し、さらに家族のスマホに通知してくれます。
レシピ3:「在宅時の鍵のみまもり」
鍵が開いた状態で人感センサに反応があったらお知らせ
施錠しないまま家で過ごしてしまわないよう、お知らせしてくれるレシピです。
例えば、玄関の鍵を閉めずにリビングに立ち入ると、BOCCOが「鍵を閉めよう!」と発話して、さらに家族のスマホに通知してくれます。