種類 | 物理UI | CUI | GUI | ジェスチャーUI | 音声UI |
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入力要素 | ボタンスイッチ | キーボード | 指 | 指、手、腕 | 声 |
操作方法 | 押す・回す | 命令の入力 | ドラッグ&ドロップ、フリック等 | 指さし、手のひら動作 | コマンド発話、自然発話 |
商品 | 固定電話・リモコン | パソコンキーボード | スマホ・タブレット | モーションデバイス | スマートスピーカー等 |
IFの特徴 | 学習コストが低い 機能が固定的 |
指示が正確で早い 両手が塞がる |
機能拡張が容易 高齢者が苦手 |
近未来的な操作感 毎度やると疲れる |
手ぶら操作が可能 発話は労力 |
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出典:音声に未来はあるか 河野2018
単体で全能なものはなく、ユーザー体験を実現するために組合せることが重要
(宅内にインターフェースが散乱しているのは個別最適を重ねた末路…)
基本機能の6分類 | できること |
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1. 音楽再生 | 音楽の再生、ボリュームの調整 |
2. 情報検索 | 知らない情報を入手(天気、ニュース、Wiki等) |
3. 予定管理 | スケジュール管理、アラームの設定 |
4. 連絡 | メールの送信、電話、ビデオ通話の開始 |
5. 機器連携 | スマート家電の制御 |
6. 雑談・エンタメ | 目的の無い対話を楽しむための機能 |
殆どがGUI(スマホ)で実現可能(機能で勝負してはいけない)
ユーザーの行動変容を期待する場合、「つまらなさは害」でしかない
基本機能の6分類 | 発話の区分 | |
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タスク型 何かを指示するため |
非タスク型 対話そのものを楽しむため |
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1. 音楽再生 | 該当 スマートスピーカーがつまらないのは当然 ・背景が音声アシスタント ・性能が評価しやすい |
― |
2. 情報検索 | ― | |
3. 予定管理 | ― | |
4. 連絡 | ― | |
5. 機器連携 | ― | |
6. 雑談・エンタメ | ― | 該当 |
設計時のタスク型と非タスク型(重めに)のバランスが重要
音声認識以外にも複数の技術によって音声インターフェースは構成
NTTドコモ様と共同開発した開発者向け音声対話開発キット
15,000円(税別)
4つのマイクの音をDSP(digital signal processor)が処理をして、その結果をRaspberry piに送っています。その結果、Raspberry piにとって音声認識は軽い処理になります。
外部環境の定常的な音を削除する処理。
騒音を削除し、人の声だけを際立たせるようにしている。
自分が出している音を消す処理。
デバイス自身がスピーカーを有していると、話をしている間は大きなノイズになって、本来は聞くことができない。しかし、発生する音を把握できれば、その波形を消すことができる。
ある特定の方向以外の音はノイズと判断して削除する処理。
複数のマイクの信号を計算することで方向を特定している。その上で、狙った方向と異なる音をノイズと捉える技術。
特長 | メリット |
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1. 手ぶら操作が可能 | 両手が塞がっている、または他のインターフェースが利用できない状態でこそ真価を発揮 |
2. ショートカット(ステップ数削減) | タスクを遂行するための作業ステップが少ない |
3. コミュニケーション体験価値が生まれる | 日本人は特に声から感情情報を理解するため音声は共感を得やすい |
4. 感情や心理状況が反映される | 声だからこそ「うっかり言ってしまう」ことも |
5. 程良い認知レベルのメディア | 音は「ながら作業」がしやすいメディアである(一方で無視されるリスクも高い) |
特徴を理解した上でのサービス設計(その後のIF設計)が必要
問題点 | その原因 |
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1. 伝言ゲームの失敗 | 環境、ユーザーの発話、発話内容の問題 |
2. どう話したらいいか不明 | 発話の制約がないため、慣れが必要 |
3. 音声認識の精度 | 1の原因に依存するが失敗するケースがある |
4. 発話は労力が必要 | 状況によっては手で操作した方が確実 |
5. ウェイクワードは面倒 | 集音開始タイミングを把握するため必要 |
6. 発話までの間が長い | 現時点ではネットワークの制約がある |
問題点を理解した上でのサービス設計(その後のIF設計)が必要
ポイント | |
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1. ユーザー体験の設計が先 | VUIをどう活用するか?は間違った問の立て方 |
2. 従来のUIの弱点を補うこと | 音声対話だけで完結しないことが多い |
3. 会話のゴール(意図)の設定 | 対話シナリオやフローの定義はその後 |
4. ユーザーの前提を疑え | ユーザーが何をすべきか知っていると思わない |
5. ユーザー自身が学ぶ仕掛け | 小さな成功体験の積み上げ、原因の明示 |
問題点を理解した上でのサービス設計(その後のIF設計)が必要
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